イノシシの捕獲


センロー捕物帖/センロー大活躍(^^;)

2006年6月8日梅雨の合間を縫って、センローはバーベキュー炉脇に
夏の日除けのための天蓋(写真参照)の設置の作業を一人で
やっておりました。

お昼を少し過ぎた頃、突然「パーン」という乾いた音が谷間に響き渡りました。

近くの誰かが、火に竹を燃していて、その竹が爆ぜた音かと思っておりましたがーーー。

何人かの立ち騒ぐ声が聞こえ、ただならぬ気配に、
もしやと蚕霊庵前に置かれたイノシシ捕獲用の檻の方を見ると、
何人もの人が集まってくるのが見えました。

イノシシが罠に掛かったんだ!とすぐに了解して私も
檻に向かって転げるように走って行きました。

檻の中には、鉄砲で撃ち倒された大きなイノシシと2匹の
ウリ坊(イノシシの子供)が悲鳴を上げているのが見えました。

小さなウリ坊は、檻から逃げ出そうと必死に檻の隙間から脱出を試みていて、
それを阻止しようと棒きれでたたく人、鉄砲を手に親イノシシを
仕留めた時の様子を話す人、杖を片手に駆けつけたご老人達、過疎化が進んで普段はあまり
人気のない日面にもこんなに人がいたのかと思われる程の
人が集まってきました。

罠に掛からなかったウリ坊が2、3匹、山の上に逃げ去ったと話す人もいました。

皆が右往左往するうちに、やっと全体が落ち着いてきて、先ずはウリ坊を
縄で縛り上げることになりました。

その次には、撃ち殺された親イノシシを車が通れる道まで、運び上げなければなりません。

あらためて、まわりを見回すと、集まっているのは男も女もお年寄りばかりです。

そりゃそうだよ、ウィークデーの昼間に、小原に若い人(60才以下)がいるはずがない!

となると、ここは一番センローの出番、活躍の場にせずばなるまい!!

という訳で、センローは暴れ回るウリ坊と格闘して4本の脚を縛り上げ、谷間の急斜面を道路まで
担いで運び上げ、
次には、親イノシシを長い棒で担いで、よろけながらも上の方の道に止まったトラックの
荷台まで運び上げました。

こんなに大活躍したんだ、獲物の分け前としては、親イノシシの脚の
1本くらいもらえるかなーーーと密かに期待しておりました。

そうなったらさっそく皆を集めて、今夜は味噌仕立てのシシ鍋だ(ウッシッシー)(^^)/

ところが、荷台に親イノシシとウリ坊もを載せたトラックはどこかへ走り去り、
誰かが「ご苦労様」と冷えた缶コーヒー1本を私にくれただけで
自然解散となりました。

一人残されたセンローは疲れた身体で缶コーヒー飲みながら、
「明日があるさ、ジョージアで。ここは山奥蚕霊庵!」
とつぶやいたそうです。残念無念!!

   
  裏山で切り出した竹を組み立てて、   軒下にも竹を渡して、
   
  こんな風に、日除けを作っておりました。   反対側から見たところ。 ここで作業中断!
 
  縛り上げられたウリ坊   もう1匹のウリ坊
 
  トラックの荷台に載せられた親イノシシ   檻に入れられたウリ坊
   これがこの後完成した日除けです。(^^)/
 



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